2度の転倒骨折を経験して
ー 岡本様、本日は宜しくお願い致します。さっそくですが当社のころやわを導入していただけた経緯についてお聞かせください。
岡本様:
持病のある家族が過去に2度ほど転倒が原因で骨折をしたことがきっかけでした。
骨折してしまうと治療のために入院となり私も看病のため付き添ったりと、本人にも家族にも負担が大きな出来事を経験し、もう二度と家の中で転倒骨折を起こしたくないという強い想いがずっとありました。
ある時、家族が”ころやわ”を知り、これならという気がしてMagic Shieldsさんに相談をしました。
ー ”ころやわ”を検討する前にも対策などはされていたのでしょうか?
岡本様:
手すりや家具の配置などでの対策は当然やっていましたが、転倒した衝撃による骨折を防止するには不十分だと感じていました。転ばせないように車いすに座らせて移動させれば転倒の危険は減ります。しかし、歩きたいという思いは満たせないので、転ばせない対策っていうのは本人にとってよくないと感じていました。だからといって、家の中だけだとしても付きっきりというわけにもいかず転倒する前提の対策が必要だと思っていました。
ー ご自身の転倒対策という側面もあったのでしょうか?
岡本様:
はい。私自身も数年前に要支援の認定を受けているし、年齢を重ねて家のなかでバランスを崩したり転びやすくなっているのは感じていたのはあります。
”ころやわ”を導入するまで
ー お問い合わせ頂いてからオンラインでのご説明やデモ品を送付させていただき実際に体験もしていただいたと思いますが、導入決定まではスムーズだったでしょうか?
岡本様:
実は少し前にリフォームをしたばかりということもあり悩みました。
転倒骨折は防ぎたいが、床として設置するとなると日常生活の中での歩きやすさや質感が大事になる点もよく考えて検討しました。
”ころやわ”を設置する範囲やスロープの位置などについても相談をしながら決めていったし、特に床表面の材質などについては何度もMagic Shieldsに相談をしてすべりにくい素材(注:防滑シート)に決めていきました。
【担当江藤のコメント】
岡本様からはご自宅のフローリングが滑るというお話があったため、「転倒しないようにする対策」として防滑性のあるシートをご提案しました。転倒しても大きなケガがないようにするためにころやわを導入しますが、そもそも「転倒しない」環境を整えることは前提としてとても重要だと考えています。
”ころやわ”を導入してから
ー 導入から数ヶ月経ちましたが、その後いかがですか?
岡本様:
先日、家族が大きな音がするほどの転倒をしました。その時は心配をしましたが、実際には打撲はあったものの骨折はしませんでした。お尻と腰を強く打ったので本人はしばらくつらそうにしていましたが、それでも骨折がなかったのは本当によかったし、実際によさを実感できました。(※2023年3月時点の情報です)
【担当江藤のコメント】
「ころやわがあったから骨折をしなかったと思う」というメールをいただいたときは嬉しかったです。もちろん転倒しないのが一番よいのですが、ご本人の歩く自由と安全を「ころやわ」がサポートできたことは、ころやわという製品を提供していて本当に良かったと感じました。転倒の対策に困っている、多くの方に”ころやわ”が届いて欲しいと思います。
さらなる願い
ー 最後になりますが”ころやわ”に関しての要望はありますか。
岡本様:
床の特に表面は生活の質を左右すると感じています。滑りにくいもの、たとえば網目の細かいしっかりと編み込まれたカーペットのような素材になるなどすると、高齢者が歩く際もしっかりと歩けるのではないかと思います。